ロンデンバーグにさようなら

仮に、そう 仮に不可能だとしても

やっぱり

わからないくらいがちょうどいい

永遠に

ナイフをもって油を被り、 夢を見ているといいながら肉を裂いていく 涙はでますか 雨が降ろうとも、炎は猛る 血は溢れる どこにいようとも常に纏わりつく 名前は?と聞かれても、答えは無い 頭の中で舞わりつづける そこにナイフは、 ありますか?

自由

利き手である右手は綺麗に、早く書ける 利き手ではない左手は崩れていて、遅い でも、自由なのは左手 右手の方がそう思うかもしれない でも、不自由な右手 自由ってなんだろうか

不安

言葉が自由であるならば 自由が楽であるならば 楽が喜びであらならば 喜びが幸せであるならば 幸せが理想であるならば 理想が現実であるならば 現実が今であるならば それでいい

いつも

重要なことは、 重要なことはいつも、裏側にあるんだ。

たとえば

たとえば、神様 勝手に決める、漢字。 最低な、ありがとう ここにはないんだって 絡まっているのは、

仮面

見てほしい 見てほしくない 仮面の奥で微笑んで 崩れないようにと 気がついてほしいと

冬休み

ダライの雪には風邪が効く マッシュルームと信号待ち 頬に伝うその髪は染まることを拒んで荒ます 綺麗だねって心が温もり 醜いものだと気が凍てつく やらないなんていえなくて けれどもやるとも言えなくて 離れてくれるのを期待して 切れた呼吸を取り戻す 悲…

つまらないことに 本当なら 楽しい

とりあえず

どうすればいいかわからないときは とりあえずやればいい

そう

知ってました

置く

どこに気持ちを置けばいいのか

知らない

知らないうちに進んでく

進んでいく

届かない 届けない 手を伸ばしても 前が見えない それでも 進んでいく

体が熱くて

粉の味 粉の食感 粉の風味 粉の香り 粉の色

紙色の靴を履いて たばたばと吸い込んでいく 流れるようなのは 気のせいかな 黒々とした足音に 靴を馴染ませて

方向

全ては良い方向に向かっている 全ての方向が良いわけではなく ある方向が良いとされる中で 向かっていく 向かっていく 向かっていく 全てが

人が死なないなんて、おかしな話じゃないか 死ぬんですよ 人は 人が人たらしめるのは死があってこそ 終わりがあるから 続くんでしょう 死んだ時、初めて 生きていたことが証明される

いらない そんなものはいらない 欲しいのは あの あの、気持ち 心が動けば手は動く

空き瓶に邪念を詰めて 眺めるようになれればな 栓が無くてもいいように 空の心であるように

旅の目的ってなんだろうか。 目的地につくことか。 そこで楽しむことか。 帰ってくることか。 旅ってなんだろうか。

そっと

嫌いなものに いい匂いのするものを ゆっくり そっと かぶせる それだけ

星の下

そういう星の下に生まれたのでしょう 星の上に生まれたらどうだったろうか もしかしたら自分はそういう星の上に生まれたのかもしれない

世界の中心

世界の中心ってどこ? 世界ってどこ? 世界って何? 中心ってどこ?

動け

どう動けばいいのかわからない、なんてそんなことはどうでもいいから、とにかく動けばいい 動け 動け 動かなければ、わからない

いつか

時間は戻らない 時間はいつ始まったのか 自分の人生の始まりはいつか 自分の人生の終わりはいつか 知らない 時間は進む 知らないうちに

一日中雨が当たる 流れる水滴は汚れを落としているのか 大事なものを落としているのか 想像と幻想に身を任せて 雨に身体を馴染ませる 希望を持てばいい 止んだ時には染み込んでいるから

例えば

例えば、例えばさ、そこにあれば、 そこにあれば、手を伸ばすだろ 伸ばせば届くんだ 少しだけ 少しでいいから